2013年07月13日
七夕の夕方五時、ジレルの幽霊少女ミレーネル、ヤマトを呪い取る
↑断末魔のミレーネル
ぎゃあああああ~!!
とまあ、いきなりなシーンで登場でござるが、ヤマトへの精神攻撃が行われた第14話のガミラス側の役者、ミレーネル・リンケにござる。
ガミラスの閣僚セレステラがじきじきに、対ヤマト作戦を展開、遠きアクェーリアスの祖先がバラン宙域に残した遺跡システムを利用して、
宇宙戦艦ヤマトの情報収集ならびにヤマトの捕獲を試みます。
その大役を担ったるが、セレステラの腹心の部下にして、超能力を使った精神攻撃を得意とするミレーネル・リンケ特務官にござる。
いやはや、おじさん、今年の初め、映画館にて先行上映見ましたる折には、このオカルトめいたストーリー、いまいちよく理解できぬところ多々なれど、TV版を再度見まして、ようやく理解できたる仕儀。しかも、この第14話は、先行上映5、6章を先取りして見て、自動航法室に気を失ったまま安置されているユリーシャ・イスカンダルの意識体が美咲百合亜に憑依しておることを知っておらねば、百合亜の不可解な言動など理解できぬところが多かろうはなしでござる。
はてさて、此度は精神攻撃をするために意識のみでヤマトに潜入してまいった、アクェーリアスの末裔にして惑星ジレルの生き残りたる、ミレーネル・リンケの、幽霊顔負けのご活躍場面を並べてみましょうぞ。

↑今や、この世に二人きり、ジレルの生き残りセレステラ&ミレーネル

↑古代を狙う黒い影



↑艦内ポスターにも化けまするぞ

ここまでくれば、怖いというより、滑稽じゃぞぃ
いやはや、これに気づいたとき、あんた何やってんだ(笑)と突っ込みそうになりましたわい
↑国連宇宙軍の制服姿をして、森雪をとりこにすべく迫りまする

↑国連病院の看護師にも化けまするぞ、ジレルの幽霊少女ミレーネル。
↑中央の大きな後姿がユリーシャ・イスカンダルにござる。
しかし、想定外の障害が森雪とミレーネルの間に立ちふさがり申した。
自動航法室で意識を失っているはずのユリーシャ・イスカンダルの意識体が森雪を救うべく、
ミレーネルのヤマト乗っ取り作戦に立ちはだかり申す。
スクリーンに映る、森雪のピンチを目の当たりにした古代、
雪を救うべく、強行突入
コスモ・ガンでミレーネルの意識体を撃ち抜き申す。
身体から離れた意識体でも撃たれた衝撃は実感するようで、
痛いじゃない!
と撃たれた直後にミレーネルが言ってござる。
↑波動エンジンルームに閉じ込められたミレーネル
閉じ込められたまま、波動エンジン始動。
そして、ミレーネルの意識体は冒頭がごとき状態になり、消滅してござる。
かたや、バランのアクェーリアス遺跡

リンケ特務官の意識、戻りません!
これで、私もひとりぼっち・・
たった一人の肉親を失ったかのように、ミレーネルの死に涙するセレステラ。実は、この人、冷徹そうな見かけとは違うて、至って人並みの情の深さを備えた御人。
ミレーネルが実の妹のような存在でござったことや、幼少の折より二人ぼっちのジレルの生き残りとして肩を寄せ合って生きて参ったことなどが、短いカットながらも先行上映の第5章、第6章に描かれたるよし。
ミレーネルの死後、父親を失ったヒルデ・シュルツを手元に引き取っておるようでござるしのぅ。
以上、
七夕の日に放映されたオカルト、第14話についての藤堂おじさんなりの解説ぞな、もし
おそらく、TVにて初めてこの14話を見ましたるお方々には、いまいち理解に苦しむところが少なからずあったのではなかろうか。
Posted by まほろば旅日記編集部 at 01:10
│ヤマト2199TV放送