2014年05月30日

2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)

前記事「2199年12月8日深夜、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(1)」からの続きでござる

2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
おお〜、青い地球・・
2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
沖田艦長が、ヤマトが、思い描いた、本来の地球の姿が・・



2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
沖田・・・・お前ってやつは・・

いや、いや、感傷にばかり浸ってはおれぬぞ





2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
ガミラスのことはよくわかった。しかも、生のガミラス人と行動を共にしたことで、彼らとは共感の余地があることもわかったし、一概にガミラスといっても我々と敵対する派閥もあれば我々と相通じうる派閥も居るということもな。
だが、警戒すべきは、ヤマトを襲ったガトランティスだ。彼らに関する情報は、あのガミラスとも対等に戦いうる強力な軍事勢力であるという以外、現時点でほとんどないに等しい。








2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
はっ、ガミラスとは10か月にわたる航海の間に幾度も接触、人的交流もありましたが、ガトランティスとはイスカンダル離陸直後に接触、これと単発的に交戦したのみなので、彼らの詳細は残念ながら把握できていないのが現状です。

我々が遭遇した艦隊の主力は艦首に大型ミサイルを搭載したタイプのものでしたが、ガミラス艦あるいはそれ以上に手ごわいものかと。敵に回せば油断ならない相手です。








2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
う〜ぬ、ようやく地球が元の姿を取り戻した矢先、新たな脅威が既に現れているとは・・
まさしく、一難去ってまた一難。
だが、これはこれから我々が宇宙の国際社会の一員に加わっていくうえでは避けられぬことでもある。
だが、ガトランティスについての情報は実に乏しい。
青い地球を取り戻したことはうれしいが、今から、ガトランティスへの情報収集と対策に当面力を注がねばな。







2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
う〜む、ガトランティスのことはガミラスに聞くと、いろいろと情報がわかるんじゃなかろうか・・
あのディッツ提督がいたレプタポータの収容所には、そのガトランティスの捕虜も多くいたそうじゃし
どうじゃろ、長官・・
ここは、敵としての反感も強いかもしれんが、ガミラスの新政権に親善使節を送って、協力し合えるところは協力できる関係を築いておくのも肝要じゃないかのう・・







2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
そうだな・・
これから復興という大きな課題も抱えた今の地球が新たな脅威に対応するのには、ガミラスの新政権の助力を得る以外に方法はあるまい





2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
うむ。現在、我々がヤマト建造にあたって新たに習得したイスカンダルの最新技術を元に、従来型よりはるかに高性能の戦艦を数隻建造したとはいえ、地球単独で新たな敵勢力を撃退するのは現実的ではないだろう。




2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
真田くん・・
ガミラスの新たな最高責任者は、確か何という名だったかな・・






2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
はっ、総統デスラーが廃位された後のガミラス最高国家元首は、あのユリーシャ・イスカンダル、ガミラスの神聖女皇となられました。しかし政権実務の最高責任者は、もと副総統だったレドフ・ヒス氏。ユリーシャ殿下の裁可により、デスラーに代わって総統に就任したようです。
ガミラス帝都バレラス突撃にあたって連携と後方支援いただいたガル・ディッツ提督は国家元帥として、ガミラスの軍事の最高責任者となったようです。ヒス氏もディッツ氏も幸い、親地球派です。






2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
ヒス総統にディッツ元帥、そしてその上に君臨する神聖女皇ユリーシャ陛下か・・
善は急げだ、よし!





2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
真田くん、
情報が少ないとはいえ、今あるだけのガトランティス軍の情報はすべて欲しい。
大マゼラン銀河での、ヤマトとガトランティス艦隊の交戦の詳細を細大漏らさず聞かせてくれ







2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)
はっ、土方提督。
では、今持ち合わせている動画データともども、ヤマトとガトランティスの戦闘の経緯を今からご説明します。

まずは、この画像をご覧ください



2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)


これは、2199年9月、ガトランティスと遭遇した際のヤマトです。
我々が、彼らに遭遇したのは、ガミラスとイスカンダルが属するサレザー恒星圏を出て数光年の宙域、コスモリバースを搭載したヤマトの明け渡し要求を突きつけてきたガトランティスの指揮官の名ですが・・それはこれからご覧いただく超弩級戦艦とスクリーン映像の中でご確認いただきましょう
2199年12月9日未明、極東ヤマト計画本部の一室での出来事(2)

フッフフフフ・・・・しばらくぶりだね、ヤマトファンの諸君
これより先は、あいにく見せるわけにはいかないのだよ。
ガトランティスとヤマトの戦いの詳細が知りたければ、この12月6日公開の「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」の上映に是非とも足を運んでくれたまえ



Posted by まほろば旅日記編集部 at 03:08