2013年04月04日
ガミラス星とそっくりな星、ここに在り

↑左が旧作ヤマトにおけるガミラス星、右がヤマト2199のガミラス星
ご存知、上に並びたる二つの惑星は、宇宙戦艦ヤマトに出てまいるガミラス星にござる。それぞれ、旧作のものと新作のもの。
そして、このガミラス星にそっくりな惑星が下のもの↓↓↓にござる。

その名は、惑星ラーメタル。
もちろんヤマト2199に出てこないし、旧作の宇宙戦艦ヤマトシリーズのいずれにも出てまいらぬ、
惑星ラーメタルは、松本零士先生の銀河鉄道999シリーズに登場する機械化惑星にござる。
ちなみに、この機械化惑星ラーメタルの国家元首は、ラー・アンドロメダ・プロメシュームという名の女王で、またの名を雪野弥生ないし1000年女王ともいう、旧作ヤマトのヒロイン、森雪そっくりの女性にござる。


↑左が1000年女王(ラー・アンドロメダ・プロメシュームまたは雪野弥生)。そして、右が旧作ヤマトファンお馴染みの松本タッチの森雪
ま、1000年女王も旧作ヤマトの森雪も、松本零士先生がデザインした女性キャラゆえ、酷似しておって至極当然といえば、とうぜんにござるのぅ。
旧作ヤマトの他の主要キャラ、たとえば沖田艦長や古代進や佐渡酒造や島大介、そしてデスラー総統だって、松本先生が自分の人物デザイン画の持ちネタを元に作り上げたものじゃしのぅ。
・・・・などと連ねておれば、宇宙戦艦ヤマトの話題から外れておるとのご指摘を受けそうじゃが、宇宙戦艦ヤマトの人物キャラクターはおおむね松本零士先生がおおむねデザインし生み出したものだとずっと以前にこのブログで紹介したところなのだが、人物以外の、ヤマトに登場する星のデザインなどにもまた松本アニメの流れを起源とするものがあるということにござる。
ヤマトのガミラス星と銀河鉄道999のラーメタル星が酷似しておるのもまた、大きな穴ボコがいくつもあるような、ガミラス星の独特のフォルムもまた松本零士先生が考え出したものであることを、裏付けるものといえましょうぞ。
いにゃ、偶然の一致じゃまいか???
という声もあるやもしれませぬが、さらなる類似を前にすれば、偶然だという考えもなくなるやもしれませぬのぅ。
ということで、お次は、ガミラス星の帝都バレラスの都市ビル群と、ラーメタル星に存在する都市群を見比べていただきたい。

↑ ヤマト2199先行上映をご覧のお歴々には、お馴染みのガミラス大帝星の首都バレラス

↑ こちらは惑星ラーメタルの機械化都市
ボーリングのピンをデフォルメしたような都市ビル群がお互いよく似てござるぞよ~

最近、ひょんなことから銀河鉄道999の外伝を観た際、星のビジュアルに、都市ビル群のフォルムを偶然見かけて、ハッとした、藤堂おじさんにござる。
なるほど、こんなところにも、総監督の西崎氏とともに、松本零士先生が、偉大なる宇宙戦艦ヤマトのもう一人の生みの親として、特に絵画面を指揮していた痕跡が伺えるものでござりまするわい。
それに、絵は出さぬが、ラーメタル星はどうやら、ガミラスとイスカンダルのごとく、別の星と二連星であったという設定であるらしいでござるよ。
今回、おじさんが紹介した、ラーメタルとガミラスの例にとどまらず、探せば、他にも同様な実例が見つかってきましょうぞ。
Posted by まほろば旅日記編集部 at 01:55