2013年08月13日
森雪の気持ち ~ヤマトが沈んで、どう思う?
ガミラスに拉致され、一時監禁状態の森雪、
拉致した本人であり、しばらくの世話係である、ノラン・オシェット伍長の一言に愕然といたしまする。
愕然とするのも無理もなかろうことにござる、森雪にとっては、いろいろなる意味で命綱じゃったヤマトが沈み、イスカンダルへの希望が消え去ったと思い込まされたわけにござるゆえ、
大きな衝撃と様々なる不安と絶望感がまず立ち込めてくるのが普通にござる。
あまりに見応えがある第6章のストーリーに失念しがちじゃが、ここ第21話以降、森雪は
「ヤマトも沈み、ヤマトの仲間たちも皆死んでしまった」
とずっと思い続けておるということでござりまする。
そして、それは地球の滅亡が確定するということも意味するわけにござるが・・
おやめなさい!
イスカンダルが命じます、あなたの役目を果たしなさい
絶望感に打ちひしがれつつも、気丈に、ユリーシャ・イスカンダルに成りすます決意をする森雪でござった。
「自分がユリーシャではなく、地球人の森雪であると知れたら、間違いなく処刑される、死んでしまってはそれまでだが、そこはユリーシャになりすまして生きて、しばらく様子を見よう」
とまあ、咄嗟にそう思ったのじゃろう。そして、一縷の望みにすがるような気持ちで、ヤマトが本当に沈んだのかどうか自分の目で確かめようとも・・
いかがにござるか、お歴々。
多少、屈強なる大の男でもなかなかそこまで肝の座りたる行動できぬものでござるよ。
たいていの者なれば、パニック状態に陥って、取り乱すところを、ここまで落ち着いて演技をする森雪は、沖田艦長やドメルに劣らず只者にあらず。
可愛いだけでは、″森雪”は務まらぬ
前記事でもいったが、やはりただのお嬢さんにはあらずよ。
もしやすると、森雪、20年後くらいには古代君よりも先に宇宙戦艦ヤマトの第何代目かの艦長になるかもしれませぬぞな、もし
真田さんの次にヤマト艦長になるのは古代進ではなく森雪、なんてことも十分あり得る話じゃて。
気は優しくて、気が強い・・それが森雪
2199の森雪じゃが、旧作がごとく様々な役目を兼任してはおらぬが、やはり旧作の森雪ともども
スーパーウーマン
でござった、旧作とはまた違った意味で、
森雪は強し
じゃ。
雪さん、雪さん、どうか藤堂おじさんの一人娘の友達になってやってはくださらぬかのう・・
メルダさんと雪さんが我が娘の親友として付いてくれれば、まさしく鬼に金棒、お父ちゃんも至極、安心なのじゃよ。
じゃが、雪さんそっくりさんでもユリーシャさんが娘のお友達じゃと、お父ちゃん、ちょっと心配じゃぞぃ
・・ところで、続く第22話の終盤において、森雪に一筋の希望の光が
″ヤマトが・・生きている!″
デスラー総統とタランの会話から、ヤマトが生きている、生きてこちらへ向かってきておることを知った仕儀にござる。
そして、続きは来たる第7章@8月24日上映開始において、バレラスにて囚われの森雪、希望を胸にたった一人の闘いが始まるのでござるよ。
Posted by まほろば旅日記編集部 at 03:27