2013年02月05日
総統閣下の戦闘能力はいかほど?

ガミラス大帝星総統 アベルト・デスラー
唐突ながら、この御方の戦闘能力または戦闘指揮能力はいかほどのものだと、皆さん、思われるだろうか。
はてさて、今のところ、デスラー総統の登場シーンは、入浴を嗜んでいるか、大勢を前に演説しているか、はたまた、執務室でひとりチェス(?)を打っているか・・・・・
だいたいそんなところではなかろうか。
今のところ、総統の戦闘シーンは出ておらず、その戦闘能力は未知数にござる。
中には、地球年齢にして32歳という若さゆえに、血筋でガミラスの総統に納まっているので、実際に大ガミラスを支えているのは、ガル・ディッツやタランなど、より年輩の重鎮たちでは、という声も若干あるようじゃが・・・・
そんなことは断じてない!!
藤堂おじさんはそう思う仕儀にござる。確たる根拠はないのでござるがのぅ・・・・
しか~し、
あのデスラー総統が、七光りで総統に納まる、おぼっちゃまだなどという設定、微塵もありえるだろうか。
旧作からご存知である往年のヤマトファンのお歴々ならば、そんなたわごとまがいの憶測など、それこそ
バカめ
と、沖田艦長ばりに一蹴するはずでござりますよのぅ。
根拠はないと書いた矢先になんだが、旧作での展開が踏襲される限り、デスラー総統は、それこそ“そうとう”な戦術家であることは明白なのでござりまする。
(旧作ヤマトに見る陣頭のデスラー総統)
↑自ら、果敢に陣頭指揮をとるデスラー総統(「ヤマト新たなる旅立ち」より)
↑満身創痍に陥ったヤマト。限られた戦力でヤマトをここまで追い詰めたのは敵キャラ多しといえど、デスラー総統だけ(「宇宙戦艦ヤマト2」より)
↑「デスラー総統、バンザーイ」。デスラー総統は一般兵士からも絶大な人気がある(「ヤマト新たなる旅立ち」より)
↑宇宙戦艦ヤマトIIIより
ヤマト2以降、何度も戦いの先頭に立つ旧作のデスラー総統の陣頭指揮や作戦を見る限りとてつもない戦略家なのだが、ヤマト2199では今のところ4章まででははっきりとデスラー総統の戦闘能力を示すシーンははっきりとは出てきていない(しいて言えば、ガス生命体を使ってヤマトを恒星に追い込む作戦があるが、これは戦いというよりゲーム感覚)。
しかし、今のところ明らかになっておる、アベルト・デスラー総統のプロフィールを今一度、思い出していただきたい。
“叔父エーリク・ヴァム・デスラー公の死後、再び内戦状態に陥ったガミラスを再統一したのが、アベルト・デスラーであり、彼はそれにとどまらずガミラスの版図を大幅に広げた”
これひとつとっても、少なくとも凡庸な総統だったら、決して成し得ない業績でござる。
↑「まさに偉業、まさに神の御業」とのたまう、もみあげゼーリッくんの言葉もあながち誇張ではない?
旧作での展開、そして、ガミラスを再統一したうえ、宇宙の世界帝国というくらいまでにのし上げたその手腕を鑑みれば、
アベルト・デスラー総統はもしやすると、猛将ドメルでさえ足元に及ばないほどの神業クラスの戦術家であるかもしれませぬぞな、もし
↑涼しげな顔をした、この御方、行政上のトップというだけでなく、実は大ガミラスきっての戦術家かもしれませぬ
果たして、デスラー総統はドメル顔負けの戦闘の神様なのか?
それは、やはりヤマト2199、第5章以降を見てのお楽しみということですな。
ヤマトファン諸氏、2199の後半部でガミラス総旗艦デウスーラに座乗して、鮮やかに戦闘指揮を執る、かっこよすぎるデスラー総統の雄姿を拝めるとよろしいですな。
↑ これだけの重鎮たちがデスラー総統に心服するのには、相当の理由があるのやもしれませぬ
Posted by まほろば旅日記編集部 at 03:49