2012年02月23日

ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~

ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~


諸君、リクエストに応えて、再び、まみえる次第だ。


沖田や古代たち以上に、諸君が、この私に注目してくれているとはね。


前作の完結から30年近い年月が経つというのに、光栄の極み。


先のヤマト復活編でも再登場を成しえなかったにもかかわらず、


諸君らの、変わらぬ、熱い支持に心より感謝する。



ガミラス大帝星総統 アベルト・デスラー







・・・この演説を、旧作の渋い声(伊武雅刀)で聞くことができたら、どれだけいいだろうと思うのは小生だけだろうか。

前から指摘しているように、ルックスが旧作のときより、少なくとも10歳くらい若返り、青年総統ともいうべき感もある、ヤマト2199のデスラー総統。

それでも声は、旧作のときと同じ伊武雅刀氏に何とかやってもらえないだろうか、旧作シリーズ終了から30年経つうえに今回、若返った総統の声を伊武さんにお願いするというのは無理があるだろうことは百も承知だが、何とか、と小生個人は思っている。

ネットでは、子安さんが合うのでは?という書き込みを多く見かけるし、銀河英雄伝説のラインハルトのような声になるのでは、という憶測もあるようだ。

しかし、旧作のときと同じようには絶対いかないだろうが、やはりデスラー総統の声は伊武さんしか、と勝手に思うのだが・・・難しかろうか?


若いルックスに合わせて、性格や口調、仕草諸々も、旧作と比べて、だいぶ変わることもありえるのではないか?

客観的に見れば、大いにありうると申しましょうか、そう考えるのが普通だろうと言えなくもない。特に、諸々の表情を見ていると・・・

ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~
↑こうやって、見せられると本当に若いです。特に、真ん中や右上の表情など、顔色を肌色にすれば実在の20代の誰かをモデルにしたのではと疑いたくなるほど。


う~ぬ・・・

左下の表情は、やや旧作に近いイメージがしなくもない。

ルックスは違えど、銀河英雄伝説のラインハルトのような雰囲気をかもし出しているように見えなくもありませぬな。

しか~し、

どんなに若返ろうが、基本的なキャラクターは旧作のそれをきちんと踏襲したものであってほしい!と切に思うのは、旧作オヤジの世迷言だろうか。

声のことは百歩譲っても、「諸君、・・・」、「・・・かね?」、「・・・したまえ」、「ガミラスに下品な男はいらない」などなどデスラー総統独特のフレーズはそのままであってほしいし、基本的な性格はやはりそのままであっていただきたい。

今回リメイクの、宇宙戦艦ヤマト2199の謳い文句のひとつに、旧作の精神を伝えていくというのがあったと思うが、そうであれば、旧作のデスラー総統の独特の個性や考え方のようなものもきちんと伝えていくべきであると思う。

デスラー総統を支持しているファンの方々は、彼の口調やものの感じ方、それらの根底に見え隠れする毅然たる人生観や、統治者として大きなものを懸命に背負っている(と思う)姿に共鳴しているのですから。

なにせ、かつての宇宙戦艦ヤマトシリーズが1983年に完結した後に、宇宙戦艦ヤマト外伝として、デスラー総統を主人公にした新作アニメも引き続き作ろうという企画があったほどの御人なのですからな(笑)

デスラー総統の人物設定(内面的な人物設定)は、もしかしたら、宇宙戦艦ヤマトの登場する人物の中で最も難しいものかもしれませぬぞ。


↑ 1974年の宇宙戦艦ヤマトでのデスラー総統の声はこんな感じ

・・・おっと、旧作ヤマトが好きなだけの、どこにでもいるようなオヤジがあれこれ勝手なことを言い過ぎて申し訳ない。

小生も、多くのヤマトファンの皆さんと同じく、“デスラー総統”にはやはり思い入れがあるのであれこ管を巻いてしまいましたが、それはさておき、今回、ルックスは若返ったデスラー総統が実際にどんな御人として描かれるのか、楽しみにしましょうぞ。

(デスラー総統を取り巻く、ガミラス側の人々)
ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~
↑ 旧作でのヒス副総統(左)とタラン将軍(右)

そして、まだ全く発表されていない、タランやヒス、シュルツ、ガンツといったガミラス側キャラクターがどうなるかも、あわせて楽しみにしましょうぞ。


ヤマト2199のキャラクター ~デスラー総統~フッフフフフ・・・・ ヤマトファンの諸君、安心してくれたまえ。

たとえ、どんなに見かけは変わっても、私の心は・・・

私の心は、あのころのままなのだよ。


Posted by まほろば旅日記編集部 at 03:00