ヤマト2199 第11話「いつかみた世界」
↑ おいでなすった、ガトランティスのお歴々
藤堂にござる。
ただいま東京より松本に戻りましてござりまする。
そして、先行上映に引き続いて、本日5時からのTV版を鑑賞したる由。
ヤマト2199 第11話「いつかみた世界」
うぬ、このタイトルじゃが、おじさん、過去記事でも書いたが、やはり、われわれ旧作ヤマト世代に向けたタイトルじゃなかろうかて。
今の中高年ヤマトファンのお歴々が、若かりしころ旧作は宇宙戦艦ヤマト2あるいは、さらば宇宙戦艦ヤマトでお目にかかった懐かしき彗星帝国ガトランティスの艦隊が出る、という意味合いで、ヤマトファンのおじさんたちがいつか見た世界じゃよ、と出渕監督が暗に言っておるような気がしましてのぅ。
↑ よく見ますれば、ガトランティスの艦艇から、戦闘機デスパテーターが一機、発進しようとしておりまするのぅ
ぃや~、一度見たとはいえ、此度もなかなか。
この第11話については、さほども語ることはあるまい、しからば本日、新宿で存分に堪能してまいった、先行上映の第6章のお話などできるじゃろうと思っておりましたるが、そうは問屋がおろしてはくださらんかった。
TV版の第11話、これまた奥が深い。
やはりヤマト2199のストーリーは、製作スタッフ全員が確固たる“俺ヤマト”をしっかりとお持ちで、そういった筋金入りの旧作ヤマトファンのベテランさんたちが間違いなく相当に頭を絞ってござる。驚くほどに練って練って練りまくられた感がござりまする。
当初、それほどとは思っておらぬかった故、ちょっと番狂わせ。
やはり、第11話、このブログできちんと考察をしなけらばなりますまい。されど、時間もなきことゆえ、じっくり考察は後日にて、本日はTV版のヤマト2199第11話を見ておって、印象に残りましたるシーンをば流しまする。
ささ↓↓↓、どうぞ復習のつもりで
ぃや~、ドメラーズ率いるガミラス艦隊、強そうにござる・・じゃなくて本当に強うござった。
メルダ・ディッツの処遇について、真田さんと衝突する古代進。おじさん個人的には論理性を欠くと指摘する真田さんに一票にござる。
↓対して、下は山崎さんと衝突する島大介
うそだ!! あなたは父の名誉を汚している!
戦端を先にきったのが父が率いる艦隊だったことをどうしても受け入れられない島大介でござる。
それも無理なき仕儀。
“宇宙人ともきっと友達になれるさ”
と頭かき撫で、宇宙へと旅立った父じゃから。
こちら、私情はさておき、穏やかで冷静にガミラスの士官たるメルダ・ディッツに向き合う古代進。
次元断層脱出で協力し合った君となら分かり合えるはず
そのメルダ・ディッツも信用できるお人じゃった。
ガミラスの軍人として約束は違えない!
彼女の言葉が実証された瞬間がこれでござったろう。
↑ 敵味方の垣根を越えて結ばれた手と手にござる
そして、彼女はヤマトを離艦し、かなたへと戻っていくのじゃった・・
そして、その行き先とは?
そりゃ、もちろんここ↓↓↓じゃろう
私の元へ、戻っておいで。
フッフフフ・・
見ておると、そんな言葉が聞こえてきそうな、総統閣下の薄笑い、絶妙なほどにシニカルさが漂う表情でござりました。
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