ヤマト2199第10話における“好敵手” 

まほろば旅日記編集部

2013年06月10日 03:55



お前は戦闘機乗りなのだろ、
私たちの間にこんなもの(銃)は必要ない



はい、6月9日放送の第10話、誇り高きガミラスパイロット、メルダ・ディッツの名言にござる。
画面は取っ組み合う敵味方二人の女性パイロット、山本玲とメルダ・ディッツ

まさしく、

好敵手よのぅ~

おっと、旧作におけるデスラー総統と古代進じゃあござりませぬぞ、旧作をよく知るお歴々。

メルダと玲

しっかし、この二人、旧作のデスラー総統と古代進に負けないくらいの好敵手になってゆく予感ワクワクなのは、藤堂おじさんだけにござろうか、もし。

今回以降も、早速では次回第11話、そして先行上映第6章においても、二人の絡み合いはござるようですしのぅ。

・・・・ということで、方々よろしゅうござるな


満場一致、文句なしの敵味方を超えたコンビ5組目




メルダ・ディッツ&山本玲

ガミラスとヤマトそれぞれの女性エースパイロット同士、プライド高きお二人には6月15日先行上映の第6章における活躍とさらなる好敵手ぶりを期待いたする藤堂おじさんにござりまするよ。


てさて、今般TV放送の第10話、メルダと玲の初顔合せ以外にも、見どころ満載でござりましたわい。
いくつか、取り上げてみましょうわい。
(高潔なザルツ人艦長、ヴァルス・ラング)


ヤマトか、賞賛すべき敵だ。
貴艦と放火を交えるのが楽しみだ。


ぃや~、ザルツの軍人さんは誠実な人が多いね~。やはり、能力はありながらも二等ガミラス人として逆境を知っておるゆえに、自然と人間も磨かれるのでござりましょうかのぅ。
旧作シリーズの流れを汲む宇宙戦艦ヤマト復活編の、エトス軍はシーガル艦長の言葉をお借りしますればまさしく“胸のすくような”お人柄でござる、このラングさんも、前回見事な最後を遂げたシュルツさんも。
卑劣な一等ガミラス人親衛隊バレン・ネルゲの妨害にもめげず、最後まで約束を守って、ヤマトとともに通常空間に脱出し、ヤマトとの一騎打ちを切に望んでおったのではござりまするが、軍人としてのこの悲願は残念ながらかなうことはなかった


↑味方のはずのゲール率いるガミラス艦隊の無差別攻撃で、ヤマトの目の前で撃沈されるラング艦EX-178

EX-178,撃沈された!!



う~ぬ、おじさんも昨年の先行上映で初めて、このEX-178撃沈シーンを見たときは、森雪のごとく唖然としたものですわい。
といいましょうか、あまりに瞬時の出来事ゆえに、いったい何が起こったのやら一瞬理解でき申さなんだよし。そして、え、まさかゲール艦隊の無差別攻撃であえなく爆沈してしまったのか、まさしくこれが戦争というものじゃろうかと思いたる仕儀。

ああ、ラング艦長・・無念

これを理不尽だと思うか、最後まで高潔な行動を貫いたと見るか、

おじさんはもちろん後者にござる。

賛同いただける方々、沖田艦長とともに、



“賞賛すべき敵艦、EX-178に敬礼!!”

・・おじさんもTVを前にいたしましたるぞ、EX-178に敬礼をば

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