宇宙戦艦ヤマト住職、その名は“加藤三郎”
色不異空 空不異色
色即是空 空即是色・・・
チーーン・・・・( ̄人 ̄)
法体姿ではござりまするものの、これはヤマト2199の航空隊長の加藤三郎でござりまする。
先般上映のヤマト2199第二章をご覧のお方であれば、ご存知だろうとは思うが、加藤三郎は実家がお寺で、お経を唱えながらダーツを射たり、艦載機を操縦しながらお経を唱える場面が2回ほどござりました。
なるほど、丸坊主頭に変更したのは、そういう趣向であったか
はじめてキャラクター画を見たときには、まるでどこかのボクサーが如く柄悪くなったぞい、とも思った藤堂おじさんですが、まさか、お寺さん出身のパイロットという設定であったというのには意表を付かれた気分にござりましたわい。
うまいね!出渕監督。
そして、なんと10月上映の第三章では、冒頭の如き、袈裟衣に身を包んだ加藤三郎がほんとうに登場するようです。
確かに、上映終了後の予告編で、坊さん姿の加藤三郎がワンカット出てまいりましたからのう。
(それにしても、まさか法体姿で艦載機を操縦できるはずもなく、いったいどういう場面であんな格好をしているのかは見当もつきませぬ)
“加藤三郎=ヤマト専属のお坊さん”という趣向は確かに斬新で面白いとも思うのですが、
なにゆえ、加藤を坊さんにする必要があるのか、という疑問が残る藤堂おじさん
ともあれ、往年のヤマトファンが何を求めているのか、ヤマトの精神を伝えるには如何すべきかなど宇宙戦艦ヤマトの機微を熟知しているはずの出渕監督のことゆえ、そのあたりはきちんと考えた上で、エースパイロット加藤をお坊さんという設定にしたのだろう。
ゆえに、第三章以後のストーリー展開に期待いたしまするとともに、気忙しくも今から宇宙戦艦ヤマト2199の続編が見たくて見たくて仕方がない、藤堂おじさんでござりまする。
色不異空 空不異色
色即是空 空即是色・・・